和園の隣にある花畑は、北滘のロマンと美しさを物語っています。花畑と水路が呼応し合う光景は、「和」という彫像の理想的なロケーションと言えるでしょう。この彫像は抽象と具象を組み合わせた手法で、疾走を終えた馬が北滘の地でゆったりと休む様子を表しています。馬の頭部は写実的手法により、細かいところまで復元されていますが、馬の身体は抽象的手法により、龍の化身として龍馬精神（龍のように天にのぼり馬のように走り続ける不撓不屈の精神）を際立たせています。また、馬の上には数羽の小鳥がとまっており、これは画面全体に調和と静謐を醸し出しています。夕日に照らされた北滘に、ユニークで新たな芸術スポットが加わりました。
