泰和書院は明清時代の嶺南式建築で、明清三進式書院(郁文堂・澄心堂・帰朴堂)と翰林楼・翰墨楼などからなっており、和園の中核をなしています。
レンガ、木材、石材を使った伝統的三進式建築を中心に、泰和書院では伝統建築と自然的かつ精緻な庭園を融合させました。回廊、水辺楼閣を曲がりくねらせ、楼閣と高くそびえる樹木を入り組ませて巧みに配置し、閑静かつ風雅な情趣に富んでいます。園内にある池は回廊に囲まれ、嶺南庭園の古典的な美しさを随所に見せています。書院では毎年、定期的に様々な文化芸術展、人形劇、中国伝統音楽の公演、無形文化遺産研究会、伝統文化芸術交流会などが開催されています。